健美茶話~kembisawa~

健やかに美(いきいき)と日々を過ごせるためのあれこれ

何で?マスクしていると首(肩)がコルの?

(^^♪運動嫌いさんによりそう

パーソナルセラピスト♡かわちさんです

今日から9月。でもほんと暑かった(^▽^;)

湿度も高くて外は逃げ場のないサウナ状態でした。

マスクも息苦しすぎて鼻だけ出してみたけど

鼻から吸い込む空気もムーっとしていて

「もーーっ、マスクの中と一緒やんヽ(`Д´)ノ」

とトホホでした。

 

浅い息を繰り返していると首がコル

マスクをしているとどうしても呼吸がしづらく

浅い呼吸で回数も増えてきます。

ちょっと耳の後ろのぐりぐりした骨の際を

指で色々押してみてください。

痛くないですか?

実は浅い呼吸とゆったりした呼吸では

使っている筋肉が違って、浅い呼吸は

首周辺の筋肉ばかりが使われます。

ぐりぐりの骨は首の筋肉の付着部で

疲労から凝りができやすい部分なのです。

 

呼吸のしくみ

呼吸の種類に腹式呼吸と胸式呼吸が

あることはご存知のかたも多いと思います。

ただ何が違うの?と聞かれたら

「???」ではないですか?

実はこの二つは意識の仕方が違うだけで

主に使っている筋肉は同じ

横隔膜(おうかくまく)です。

      

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あばら骨の下側で胴体を二分するように

張り付いている横隔膜が

引き下げられたり、緩んで戻ったりすることで

肺の周辺の内圧が変わり

空気が肺へ送りこまれたり、押し出されたり

しています。

 

リラックスしているときは無意識に腹式呼吸

なっていることが多いですし、

スポーツしている時や楽しくおしゃべり

している時は肋骨の上下運動を盛んにしながらの

胸式呼吸をしています。

どちらの呼吸の仕方も横隔膜が主になって動くので

持久性があり極端に疲れがたまる筋肉はありません。

 

心身にストレスがかかるとなりやすい努力呼吸

身体や心に過度な負担がかかってストレスを感じたり

マスクをしていて息が実際しづらく

「なかなか空気がうまくはいってこないよね」と

身体が察知すると

「もっと息を吸わなくちゃ」と

呼吸補助筋と呼ばれる

首の筋肉を多く使いはじめます。

上からも肋骨の動きをさせるように

華奢な首の筋肉まで使って

頑張ります。

これを努力呼吸と呼びます。

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 常にストレスが過度にかかる

環境が続いたり

マスクをつけての呼吸が長時間に

なると

身体はその努力呼吸を覚えこんでしまって

常に首の筋肉を多く使う呼吸の仕方を

するようになり

息も浅くなっていることに

気づかなくなってしまいます。

首が凝っているのも

その状態が常だとだんだんわからなくて

なってきます。

首の筋肉の一部は頭部の表面の筋肉にも

繋がっているものがあるので

首の凝りから緊張が

頭部に伝わって頭も凝るようになって

やがて頭痛が起こってしまう方もいます。

 

呼吸をリセットしてあげる

間違った呼吸の思い込みをリセットさせてあげるには

ゆっくりと長く息を吐くことを

繰り返してみるのがいいです。

意識して長く息を吐こうとすると

動きが悪くなっていた横隔膜が

一緒に収縮してきます。

何度かくりかえしてあげると

身体も正常な呼吸運動のパターンを

思い出します。

深い呼吸に戻れば、血流もよくなりますので

うまくいけば自然と首の凝り、疲れも

解消されていきます。

そして

深呼吸は

~吸うことよりまずは吐ききること~

これを覚えておかれることオススメします。

ちょっと疲れたなーと感じたら

こまめに深呼吸。

プシューーと長ーく息を吐いてみてくださいね。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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#健康体操