健美茶話~kembisawa~

健やかに美(いきいき)と日々を過ごせるためのあれこれ

姿勢がいいと楽なのか?

 (’-’*)♪運動嫌いさんに寄り添うパーソナルセラピストかわちさんです。

 

「姿勢が悪いから肩が凝るんだよー。」よく耳にしますが、

じゃあ"姿勢がいい“ってそもそもどのような状態?ということを

考えてみました。

人を認識するとき姿勢でみていません?

コロナ感染症の影響で外出時はマスクをしていることが多いです。

自分だけでなくご近所さんもそう。

職場でもそう。私は仕事で毎日フィットネスジムに出入りしていますが、

レーニング時もみんなマスク着用が必須です。

みんながみんな 目だけしか出してない。

少し離れたら、顔の形、表情なんて全然わからない。

なのに 50m先からこちらへ歩いてくる女性が

「あっ、8階に住んでるおばちゃんだなー」って

予想がついて近づいてきてみたら、やっぱりそうだ!となります。

フィットネスジムのスタジオのそとでクラスにまにあわなったようで

外から中を覗いている人が 

「いつも私のレッスンを受けて下さっているSさんだ」ってわかる。

顔もわからないのに何を見て判断しているのだろー?

身体の大きさ?服装?髪型?それだけだったら

似た人は多くいる。それでもかなりな高確率で人物を特定できる。

そう考えたら不思議ですよねー?

 

私たちは人をその姿勢で判断しているのかなーと思います。

立ってる姿勢、歩いているときの姿勢。

姿勢・・・すがたのいきおい

その人がその形をどのように動かしているのか?

まさに勢いを見て判断しているんだろうなと。

 

見た目の姿勢がいいって本当にいいことなのかな?

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バレエダンサーと腰の曲がったおばあさん。

見た目はバレエダンサーのほうが背筋が伸びていて

姿勢はいいようにみえますよね。

でもそのバレエダンサー、めっちゃ酷い腰痛もちだったりして。

片や腰の曲がったおばあさんだけど、

アクティブでばんばん旅行とか行っていて

「毎日5000歩いていて、どっこもいたくない」と言うかもしれない。

どっちのほうがいいのかな?

 

 

見た目とは違う姿勢の良し悪しがある

重力に耐えて身体を支えているのは 筋肉と骨ですが、 
それだけだと動きはたぶんぎこちなくて、それ以外に筋膜という 
筋肉や内臓を包んでいる膜があるそう。
その膜は 全身タイツみたいなイメージで 
身体から筋膜以外の組織を全部取り除くと
人形をしたの膜のみになるようです。
その膜の張力バランスで立ったり座ったり歩いたりがスムースに出来る。
ひとそれぞれ独自の張力バランスがあるので 
それが影響して外見上の姿勢がみんな違うのではないかなーと思います。
私の場合は 胸や脚の筋膜の張力が強くてトラブルをおこしやすいので 
楽な姿勢は少し猫背気味の巻肩です。
たぶん私をよく知る人はそんな巻肩の人として
私を認識しているんだと思います。
ただ姿勢ってずっと同じではなく
インストラクターの仕事ではこれよりもより背筋を伸ばしているときもあるし 
デスクワークのときは さらに肩が前に出た姿勢で
パソコンに挑んでる(笑)かもしれない。
時には楽とはかけ離れた姿勢でいるときがある。
なのでなるべく最後は少し猫背ぎみの巻肩に
戻ってくるようにあえてケアしています。
それが自然の状態だと今は感じています。
 
かならずしも バレエダンサーのような姿勢が
みんなにとっていい姿勢(調子のいいコンディション)ではないのだなーと私は思います。
 

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(腰の曲がったおばあさんは見た目曲がってるほうが 筋膜では楽なのかも)

 

日常の中でだんだん楽な姿勢がわからなくなる

私達ってどうしても日々仕事や子育て、介護など
自分の身体を不自然に使ったりして
頑張ってしまって、自分に合わない筋膜バランスで過ごしてしまっている。
楽しく趣味でやってる楽器演奏だったり、手芸だったりも
やっぱり身体側の言い分としては 
「無理させられてるーー(´;ω;`)」だと思う。
だんだん疲れが積み重なって 身体が「窮屈だーーー❕」と悲鳴をあげて、
痛くしてきたときに、私達は「あゝ、姿勢が悪いから痛いのだわ。ちゃんと背筋伸ばさなきゃ」と
グイーってストレッチしたり、バキバキ整体でまっすぐにしたり
骨盤矯正のコルセットをはいたりして(>_<)より窮屈にしてしまう、
もう身体側からしたら、立ち直れないでしょうねーーーー。
 
偉そうにに語ってますがこれ私も全部やってました(*^^)v
 

楽な姿勢にちゃんと自分で戻れたらいいよね

肩が凝ったり、腰がいたくなったら 

今このブログを読んでくださってるあなたは

どうしているのだろう? 

私は定期的に整体に通って全身調整してもらったり

病院で痛み止めの薬をもらったりしていました。

それがケアすることって思ってました。

でもこれって全部人にやってもらっていることなので 

その人に会えるまではずっと辛いままなんですよ。

「仕事が忙しくて週末まで整体にいけない。」

「予約がとれなっかた。」

そうなったら、もう絶望( ;∀;)

実際、肩痛くて、仕事休めなくて、

整体の先生のところへもいけなくてどうすればいいのか

本当にわからなくて泣くという経験もありました。

だから今は自分で早めに不具合を察知して自分でなんとかできる

セルフケアを

するようにしています。

私が取り入れているセルフケアは

メディカル・ヨガ

トリガーポイント研究所(http://trigger110.net/)の佐藤所長が

考案されたセルフ整体です。

これは今回のテーマの姿勢に関わる筋膜の状態にフォーカスした調整方法で

ヨガと名前がついてますが、

身体が固くて器用に動けない人でも自分の楽な方向に

気持ちいい分だけ動かしていくと、

身体の緊張がふわっと緩んでいくので

私は気に入ってます。

他にも様々なセルフケってあると思います。

自分に合っていて 自分で身体を楽にする方法があるのって

本当に心強いですよ。

 

いい姿勢にしているから楽なのじゃなく

楽な姿勢がいい姿勢に近いのが

一番理想なのかもしれないですね。

また理想から遠くても セルフケアを知っていたら

これもまた楽なんですよね。

よかったらメディカル・ヨガもお試しください(^^♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました。