筋力が低下しているから痛みがでるの？

私は毎週月曜に尼崎にある整体院でトリガーポイントセラピーの施術を

させていただいてます。

今日はタイプが違うお2人から

「筋力がないから痛いのですかねー？」の問いを受けました。

お一人はその整体院の受付をされているSさん。

日々の業務に追われてなかなかご自身のケアができないでいるとのことで

施術を受けたのも１ヶ月前が最後、運動する機会を持たなくてはと

思いつつ何もできていないそうです。

Sさんは疲れがたまってくると　腰に痛みや固さを感じ

ぎっくり腰になりそうな不安感をもつようで

「腰に爆弾抱えている気持ちになる」と表現されます。

そして施術でだんだん楽になってくると

「やっぱり運動しないから筋力がないから痛くなるんですかねー？」

と私に聞かれます。

もうおひとりの方も女性でHさん。

Hさんはトレーニングジムできっちりトレーナーについてもらって

定期的に筋力トレーニングをされているそうです。

施術にこられた症状は内臓的には問題ないのに

お腹がシクシク痛くなるということで　筋肉の問題ではないかと思われ

来院されました。

施術進めていくと　腹筋の固さや、脚の固さもありそれらを緩めていくと

楽になられていました。

トレーニングの負荷が強すぎて全体の筋出力のバランスが崩れていて

痛みに変わってきてるのかもしれないと

伝える

「どこの筋力が足りないのですかねー？」

Hさんも

筋力が足りないところを鍛えたら痛みが消えると思ってらっしゃるようでした。

筋力が低下しているから痛みがでる

これよく聞きますが　正確ではありません。

詳しくは筋膜という組織の部分にできてしまう

トリガーポイントという

しこりのようなものが影響しているの

ですが、ここを説明しだすと長く長くなってしまうので

また別の機会にさせていただくとして

簡単に身体が痛くなる、筋肉が痛くなる原因としては

(>_<)　筋肉を伸ばし（ストレッチ）過ぎすぎる

 (>_<)　筋肉を縮めすぎる

(>_<)　筋肉に負荷をかけすぎる

の３パターンです。

このパターンでダメージを受けた筋はそのまま動かし続けると

痛み信号を発したり、十分な筋出力を失ってしまいます。

受付のSさんは座っての状態が長いので　脚の付け根や腹筋、股関節を

つねに縮めた状態を保ちすぎています。

なので縮めすぎた箇所を緩めるセルフケアをしていただくことが

痛み解消に近づきます。

トレーニングをされているHさんも　負荷をかけすぎている箇所を緩める

セルフケアをすることを　弱い箇所を見つけて鍛えるよりも

先にしていただきたいと伝えました。

 ❝緩めるって❞なんとなく怠惰なイメージでそんなのでほんとに

いいのかしらと思われる方も多いでしょうが、

お相撲さんや一流のアスリートの筋肉って

力が入ってない時は　フワフワしています。とっても柔らかいです。　

弾力があるからより多くの力が発揮できて　疲れにくい。

一度ご自身の身体

縮めすぎてない？

伸ばし過ぎてない？

負荷かけすぎてない？って

聞いてあげてみてください。

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